宗教を「口コミ評判.net」にて取り上げるのはおそらく初めてになるのですが、今後も幅広く調査していこうと思っています。
さて、「阿含宗」ですが皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
全く聞いたことないという方もいれば何となく・・・という方もいらっしゃるはず。
しかしながら信者以外で阿含宗のことを詳しく知っているよという方って少ないのでは?
そんな、未だベールに包まれている宗教である阿含宗について、何を本尊とし、どのような活動を行っているのか?等を調査してみました。
宗教に対して興味のある方は必見ですよ。
阿含宗とは
阿含宗が本尊としているのは真正仏舎利です。
釈尊直伝の成仏法を修行されている宗教になります。
私たち人間は生きている環境だったり、性別や容姿、性格などそれぞれ異なる条件を持ち生まれ、それらの他にも人生の中で運命を決定してしまうような条件もあります。
それは例えば、必ず心臓病を発症する、愛する家族と離別する、事故死するなど。
こうした条件をひっくるめて阿含宗では”因縁”と呼んでいます。
仏陀の法は、因縁を断ち切り人を自由にすることで、同時に最高の運命を創り出す究極のパワーである成仏力を主業者にもたらすのですが、この究極状態こそが”仏陀になる”ということなのです。
阿含宗が行っている修行は?
因縁解脱の修行として行うのが仏舎利宝珠尊解脱宝生行。
これは七科三十七道品という成仏法の入り口とされており、3つの実践から成るものです。
「1.仏舎利供養」「2.先祖供養」「3.心解脱行」
(1)の仏舎利供養は、仏舎利を供養し”わが身の悪しき因縁を解脱””福運を身につけ””成仏法を成就する”流れがあります。
(2)の先祖供養は、そもそも悲惨な人生を送った先祖の怨念により子孫の運命にまでつよい悪影響を与えるのです。それを成仏法により消滅させていきます。
(3)心解脱行は戒行とも呼び、自分を戒め規制すること。我がつよいという言葉があるようにこの我が心の因縁。これこそが運を悪くするもとと呼ばれています。
阿含宗 概要
宗教名 阿含宗
設立 1978年4月8日
開祖 桐山靖雄
所在地 〒607-8471京都市山科区北花山大峰町17-5
本尊 真正仏舎利、開祖真身舎利
依経 阿含経
拠点 日本国内74か所、海外8か所
公式サイト https://www.agon.org/
阿含宗の道場は北海道から九州まで全国各地にあるんですね。
それに海外にまであるなんて、日本内だけの宗教だと思っていたので驚きです。台湾にブラジル、ロンドン、トロントにあるみたいです。
開祖である桐山氏による書籍も多数。
「DVD本 実践般若心経瞑想法 普及版」は2019年2月1日に発行され一番の新刊となっています。
その他、「輪廻する葦」や「美しい人になる心のメッセージ」、「実践輪廻転生瞑想法」などといった興味深い本が多く出版されています。
気になる方はAmazon等で検索してみては。
阿含宗開祖の桐山靖雄氏とは?
1921年1月5日生まれで神奈川県横浜市神奈川区の出身です。
中国国立北京大学名誉教授であり、国立中山大学名誉教授、モンゴル国立大学学術名誉教授、サンフランシスコ大学終身名誉理事、ロンドン大学SOAS名誉フェローなど。
1935年には私立の夜間中学校に籍を置きながら出版社で働いていた。
先ほど書籍を紹介したが、1957年に「幸福の原理」を発刊したのが最初である。
その後、1980年に出版した「変身の原理」がベストセラーとなった。
将棋も得意で日本棋院より名誉九段を認定していた。
阿含宗の口コミ評判は?
宗教自体の口コミが見当たらなかったので、書籍についての評判をご紹介。
【輪廻する葦/Oさん】
現在の高度な科学技術は、人類になにをもたらしたのか?
それが物質的欲望の充足を目指す限り、環境問題と資源の枯渇問題は解決されないだろう。この本では釈迦の説いた阿含経を解説しながら、物質的欲望の充足を目標とすることから、霊性の獲得へとシフトすることを強く勧めている本である。
【仏陀の真実の教えを説く/Mさん】
お釈迦さまの教えをありがたく勉強させてもらっております。
【変身の原理/Sさん】
教学と実践で説明している稀有な価値ある本です。密教の素晴らしさが分かります。
【求聞持聡明法秘伝/Kさん】
能力の目覚めや覚醒など生命の不思議を改めて感じられることができます。この本がすべてではないと思いますが、非常に詳細に描かれておりますので、勉強になりました。呼吸法はどの世界でも大事ですよね。内容もすんなり頭に入ってるのであとは実践するのみです。
阿含宗の口コミ評判を調べてみた!まとめ
どんな宗教なのだろうと思っていましたが調査していくにしたがって、本尊とする真正仏舎利についてや、その背景だったり、どうしてその修行を行うのか?ということだったりに詳しくなれたと思います。
気になる方は阿含宗の公式サイトからチェックしてみてくださいね。