パチンコパチスロファンであれば誰しも知る「株式会社大都技研」。
漢字だとピンとこない方も赤に白文字のDaitoと言えば通じるでしょうか。
2020年現在、木原海俊氏が代表を務めていらっしゃいます。
代表的な台は吉宗に番長、秘宝伝などでしょうか。
パチスロ業界もますます規制等が厳しくなり、現在の6号機は2018年10月に大都技研より導入された番長シリーズの「HEY!鏡」が最初です。
ますますパチスロ業界は難しくなるのではないかと言われていた中、大都技研が2019年3月に導入した「Re:ゼロから始める異世界生活」は、6号機の救世主とまで呼ばれています。
そんな話題の台を次々に生み出す、株式会社大都技研について今回調査してみました。
株式会社大都技研について
まずは会社概要を。
社名 | 株式会社大都技研 |
所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1番1号 東京スクエアガーデン |
設立 | 1980年(昭和55年)12月 |
代表者 | 代表取締役社長 木原海俊 |
資本金 | 8,400万円 |
事業内容 | 遊技機(スロット・ぱちんこ)の企画・開発・設計・製造・販売 音楽CD・キャラクタ-商品の企画・販売 コーヒー抽出器の企画・開発・設計・製造 |
公式サイト | https://www.daitogiken.com/ |
大都技研の基本方針
大都技研は従業員を500名近く抱えており、グループ企業も大都販売、大都製作所、大都テクノロジーズ、ダイト、ダイトテクス、大都エンタープライズ、大王電子、と大手メーカーであることが分かると思います。
大都技研及び代表の木原海俊氏は「付加価値創造への挑戦」を会社の基本方針として掲げています。それに付随して「quality」「Reliability」「Unity」「Sustainability」とあり、高い品質と社員との信頼関係関係、組織強化、永続的な企業を目指しているのです。
代表である木原海俊氏は、創業時から「付加価値創造への挑戦」を大都技研の基本方針として掲げることで、パチンコ・パチスロをはじめモバイルゲーム映像音楽…などといった様々なコンテンツにおいて大都技研らしさのある質の高い製品を生みだしてきたのです。
オリジナリティー溢れる製品は今や多くのファンを獲得しており、「株式会社大都技研」の支持者は数多く存在します。
代表の木原海俊氏について
27歳の時に会社の社長へと就任。24歳で提供技術科大学を卒業したのち、1年間ほどアメリカカルフォルニアへ語学留学をしました。帰国と同時に2年間キャノン販売を経験。キャノン時代の仲間とともに社員研修用のプログラムをつくり、大一気の学卒社員として15名採用したのです。
自分の会社に引っ張ってきたいと思うほど優れた仲間だったのでしょうね。
スロット台、第一弾の「キャメロット」は展示会前日にバグが見つかり、キャメロット2も予定していた販売が大幅にずれるなどし、なんとも悔しい結果になってしまいました。
その後も9年間で借金は40億円にのぼるなど、生み出すスロットに全く人気が出ず、借金は増える一方。ストレスで激太りするなど大変な時期を過ごしますが、辞める覚悟で生み出した15年7月に発売した「吉宗」が大ヒット。
そのゲーム性と出玉がパチスロファンの心を掴み、吉宗のヒットにより、50億円近くまで迫っていた借金も返済できたのです。
大都技研の口コミ評判は?
実際に働いた方の口コミ評判をまとめてみました。
【Aさん男性】
オフィス自体も京橋駅直結ビルに入っているので便利。通勤のアクセスは文句なし。
入居しているビルも綺麗で定期的に業者さんによってフロアを掃除されているので快適な職場環境。ランチにも困らず良い。
【Bさん男性】
ノー残業デーや残業時間も少ないので繫忙期以外はプライベートの時間が確保できます。
休日自体も多く、土日出勤は年に何度かありますが基本的にに土日祝は休みですし、大型連休やお盆、年末年始と連休もきちんとあるのでプライベートと仕事のメリハリはつけやすいかと思います。
有給休暇も取得しやすいのはありがたいですよ。
【Cさん男性】
しっかりとしたこだわりを持った人が多く、これくらい大丈夫、という雰囲気が全くない。ロジックを重視し話し合いが長くなることもしばしば。
それも良いものを作り上げようという気持ちの表れだと思います。組織体制として上だから下だからとかいう上下の垣根もないので思ったことを言い合える職場。
また有給や育児休暇、産後の休暇など取得実績がきちんとしており安心です。ほとんどの社員が復帰後も活躍しており大都技研は家族を含めて社員を大事にしてくれるというイメージ。女性社員は開発メーカーなので少な目ですが女性社員のこともしっかり考えている会社かと思います。
まとめ
大都技研は吉宗のヒットによってこれまでの苦境を乗り切ることができたんですね。借金も50億円って途方もない数字ですが、今の大人気メーカーにまで登りつめるのも簡単な道のりではなかったということがわかりました。
また、社員からの支持もあつく「社員はもちろん家族ごと大事にする」会社なんですね。
今後も面白い遊技台を期待しています!